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2011年12月12日月曜日

ピンク!



今は12月半ばなわけですが、この時期になると、街ゆく人たちの色合いが、男女関係なく、黒、濃紺、チャコールグレー、ダークブラウンといった暗い色ばかりで、なんだかさびしくなります。
それでもまだ、日本の冬の青空は、ラピスラズリとターコイズを混ぜて作った絵具のような色合いで、大変美しく救われますが、人々の身につける色は、もうちょっとなんとかならないものかと思います。

これは別に着ている側の問題ばかりではありません。
作る側のほうが、冬のコートは黒とグレーと濃紺があれば、それで事足りるよね、というあつかましい押し付けでコートを製作するものですから、どんなにこちらが真冬にきれいな色のコートが欲しいと思っても、なかなか売っていないのが現状です。
マーケティングとは、そういうものです。
人々のニーズを探るのではなくて、自分たちの都合を、あたかも買う側の要求のように、うまくコントロールするやり方です。
これを着ると格好いいよ、着ないと格好悪いよ、これが流行っているよ、着ないと遅れてるよと言われれば、何だかそうなのかなと思ってしまいます。
向こうに、お願い、着てと頼まれたわけではないですが、こういうふうに言われるならば、それは立派なコントロールです。

さて、そんな中、最近、めっきり大人の女性のピンク着用率が落ちてきているような気がします。
ピンクを着るのはせいぜい10代から、20代後半までで、それを過ぎると、がたっと着ている人が少ないようです。
そういえば、最近は小学生や、それ以下の子供でも、ダークな色合いが多いですものね。
衣服における、ピンクの割合が、特に秋冬は著しく下がります。
冬に、大人の女性が似合うピンクのセーターやカーディガンを探そうとしても、なかなか、これ、というピンクが売っていないからという理由も、1つあるでしょう。

それでも、私は大人の女性こそ、また昔とは違った気持ちで、ピンクを着ていただきたいなと思います。
ピンクが作り出す雰囲気は、やはり優しさです。
ピンクのバラは愛の象徴です。
この前も少しオーラのことについて書きましたが、ハートチャクラの色はピンクです。
ピンクを身につけることによって、ハートチャクラをサポートします。
そうすることによって、傷ついたハートは癒されますし、自分と他人に優しくなれます。
クリスタルだったら、ローズクリスタルがやはりピンクのオーラを持っていますし、
香りだったら、本物のバラから作られたものも、同様にピンクのオーラをしています。
(例えば、ローズウォーターが揮発するときにピンクのオーラが見えます。ただ、液体なので、持続性は余りありません。)

自分が自分に優しくなれないなら、ピンクの色のものを着ましょう。
それは、自分が自分にできるプレゼントです。

大人の女性にお勧めのピンクは、ペールピンクやグレイッシュピンクとグレーやカーキとの組み合わせです。
また、黒に合わせたいときは、ベビーピンクより、オペラピンクやショッキングピンクと言われる、ヴィヴィッドなピンクのほうが、より大人っぽく感じます。

大人の女性が自分の望むピンクの服を探すのは大変です。
なぜなら、作る側が、もういい年の大人なんだから、ピンクなんか着るのやめなよ、と無言の圧力で、ピンクのアイテムを作る気がないからです。
でも、そんな圧力に負けてはいけません。
自分で意図することが重要です。
誰かの許可など要りません。
自分で意図したことのみが、実現します。
ピンクを身につけるということは、自分を愛する1つの方法です。

☆写真はペールピンクにグレーとカーキ。この組み合わせはすごく大人っぽいと思います。