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2010年10月5日火曜日

リサイクルショップ

先日、遅まきながら、初めてリサイクルショップへ行きました。
近くにショップがなかったのと、売るほどの服を持っていなかったので、今まで行ったことがありませんでした。
今回、売りたいと思ったメインのものは、2003年ぐらいに個人輸入で買ったアバクロンビー・アンド・フィッチの秋冬のキルティングのミリタリージャケット。価格は送料も含めて1万5000円ぐらいだったと思います。
かなり着こんでいたものだったので、もう捨てる予定だったのですが、もしや売れるかもと思い、持っていくことにいたしました。
持っていったのは、チェーン店のリサイクルショップだったのですが、売る人、買う人で大変にぎわっていました。そのため、査定に1時間はかかると言われたので、その間、ショップをリサーチすることに。
売られている大半のものには800円とか1000円といった値段がつけられています。
それらは、無名ブランドの古着たち。
しかし、よく見ると、通の間でも知られているブランドものも混ざっていたりします。けれども、売値は決して高くないです。ということは、つまり、買い取り価格も安かったはずです。
また、未使用品でも、有名ブランドでないと、必ずしもいい値段はついていません。つまり、これも買い取り価格は安かったはず。
次は、どういったものが高く売買されているのかと思い、その辺をチェックしてみました。
すると、そのお店に限って言えば、高く売られていたのは2つのブランドだけでした。
1つは、バーバリー。
かなり古い型でも、またバーバリーブルーレーベルでも、3000円以上で売られています。
つまり、そこそこいい買い取り価格であったはずです。
そしてもう一つは、パタゴニア。
これが驚いたことに、未使用品でなくても、どれもみな1万5000円前後の値段がついています。
ということは、かなりの高い価格で買い取りされたはず。
バーバリーというのは、定価も非常に高い商品ですが、パタゴニアは、アウトドア用品の中では高額な部類とはいえ、バーバリーほど高額なものではありません。それなのに、非常に高い値段で売られています。
つまり、需要があるということですね。
結局のところ、リサイクルショップでは、いくら高い値段で買った無名ブランドのものよりも、需要のあるブランドのほうを高く買い取りしてくれるということのようです。
この点は、自分のワードローブをふやすときの参考になります。

さて、問題の私のアバクロのジャケットですが、1000円という買い取り価格でした。
これがいくらで店頭に並ぶのかは知りませんが、定価が安いこと、かなり着こんでいること、そして古いことを考えたら、なかなかいい価格ではないでしょうか。
人気のある商品だったら、定価に関係なくそこそこの値段で買い取ってくれる。
この点を考慮して、リサイクルショップを賢く活用しましょう。