ページ

2010年8月1日日曜日

短い春、長い夏

本当に今年の夏は暑いですね。
しかも、ここ例年、夏が長くなっているように感じます。
で、ここではファッションについてのお話なので、気象について論じるつもりはありませんが、
でもやっぱり、長い夏というのは、ファッションに影響してきます。
みなさんも感じていると思いますが、夏が長くなったため、
秋物の出番がめっきり少なくなりました。
同様に、春物もあまり出番がありません。
ですから、梳毛のウール(薄いウールです)の裏つきジャケットや薄い素材のコートなど、着る出番がめっきり減ってしまいました。
もちろんファッション業界は毎年、春物、夏物を提案してきます。
ですから店頭には春物、夏物が並ぶわけですが、何となく買ってしまうと、
ものすごく出番が少なくて、すぐにたんすのこやしになってしまうということになります。
しかし、そういうアイテムがあるということは、1年のほとんどの期間、着ているアイテムもあるということです。
たとえば、ジャケットの下に着られるような薄いウールのセーター、木綿や化学繊維のブラウスやシャツ、また、麻のシャツなども、実は1年中、着られるアイテムです。
あと、長袖、半そでのTシャツ、そしてジーンズも休む暇がないほど活用できます。
ですから、新しいものを買いたすときは、そのことを考慮して選びましょう。
それぞれ予算もあるでしょうし、ライフスタイルも違いますから、こうでなければいけないということは言えません。
ただ、1年間のうち、このアイテムは何カ月着用するだろうか、そのことを念頭に置いて、
お買いものをするのが賢い買いものの仕方だと思います。